新築注文住宅で後悔しないために!失敗事例と対策ガイド

新築注文住宅で後悔しないためのポイントや失敗事例を詳しく解説。間取り・費用・業者選びなど、購入前に知っておきたい注意点を紹介します。
「新築で注文住宅を建てたけど後悔してる」という意見がインターネット上で散見されます。
住宅購入は一生に一度あるかないかの大きなイベントです。
注文住宅にして良かったと思える、満足のいく買い物にしたいですよね。
そこで本記事では、「新築注文住宅の失敗事例」や「新築注文住宅で後悔しないためのポイント」を紹介します。
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新築注文住宅で後悔した人はおよそ5人に1人
はじめに、新築注文住宅で後悔している人が、実際にどれくらいいるのかご紹介します。

国土交通省の住生活総合調査によると、令和5年(2023年)の持ち家(戸建て・マンション含)に対する不満は約20%となっています。
調査を開始した昭和58年(1983年)から年々減少しているとはいえ、住宅購入者の5人に1人は住居に対して何らかの不満を抱いています。
【具体的な不満内容】
・高齢者への配慮(段差がない等)…43.4%
・断熱性…41.1%
・エネルギー消費性能(光熱費の節約)…39.7%
・地震に対する安全性…38.4%
・いたみの少なさ…37.9%
・ 防犯性…34.8%
・収納の多さ、使い勝手…33.1%
・台風や水害に対する安全性…31.9%
不満内容の上位を見てみると、段差や断熱性など間取りや設備に関する内容が多いのがわかりますね。
上記のデータやその他の調査結果を踏まえ、次項では新築注文住宅の失敗事例をより具体的にご紹介します。

よくある新築注文住宅の失敗事例5選
SNSやブログ、口コミサイトなど、インターネット上で見られる新築注文住宅の失敗事例で多いものを見ていきましょう。
間取り
自由に間取りを決められる注文住宅ですが、「やっぱりリビングの形を変えればよかった」と後悔しても完成後に変更することはできません。
【失敗エピソード】
・浴室と洗面所を分けていないため、娘の入浴中に父親が洗面所を利用できない。
・キッチンを家の一番奥に配置したため、買い物した後持ち運ぶのが大変。
・キッチンのスペースが狭いため、ゴミ箱を置くと圧迫感がある。
・大きな窓を付けたのはいいが、歩行者の視線が気になる。
・車の大きさを考慮していなかったので、駐車場に軽自動車しか入らない。
設計図上では「十分なスペースを確保している」と思っても、実際に住んでみると「思ったより狭かった」という声は多いです。
というのも、設計図は二次元ですが現実は三次元のため、奥行きや高さなどを立体的にイメージしにくいからです。
上記のような失敗を防ぐためにも、設計段階で「自分たちの生活する姿」
を具体的にイメージし、設計者と綿密なコミュニケーションを取ることが重要になります。

設備
間取りと同じく、設備も完成後に変更するのが難しいです。
【失敗エピソード】
・コンセントの数が少ないため、延長コードがないと生活できない。
・収納の数が足りなくてモノが溢れてしまうのがストレス。
・洗面台を小さくしすぎて、朝は家族が大渋滞してしまう。
・オプションで浴室テレビを付けたが一度も利用したことがない。
・床暖房を設置したが、半分くらいソファで隠れてしまう。
「家は一生に一度の買い物だから」と意気込みのあまり、設備のグレードを最高品質にする方もいます。
しかし、実際に生活を始めると「グレードを上げる必要はなかった」というケースも。
使用頻度の高い設備であればグレードアップはポジティブに働きますが、使用頻度の低い設備の場合、「費用を無駄にした」と後悔してしまう可能性があります。
各設備の使用頻度やグレード、費用をよく検討し、本当に必要な設備に費用をかけることで満足度も向上するでしょう。

費用
新築注文住宅はデザインや設備を自由にアレンジできるため、こだわってしまうあまり予算オーバーになりがちです。
一方、「もう少しグレードの高いキッチンにすればよかった」といった、もっと予算をかければよかったと後悔をしている人もいます。
【失敗エピソード】
・ハウスメーカーに言われた通りの設備にしたら、予算を大幅にオーバーした。
・ギリギリの返済計画を立ててしまったため、生活費が毎月厳しい。
・メンテナンス費用を考慮していなかったので、直せない箇所がある。
・少しでも予算を抑えようとした結果、安い設備にしてしまい見るたびにモヤモヤ。
・あらかじめ補助金や助成金制度について把握しておけばよかった。
前述したように、新築注文住宅の建築費用は調整するのが難しいです。
こだわれば満足度は高まりますが、総額が大きくなるため予算を圧迫してしまいます。
設備や費用面で後悔しないためにも、「どの部分にお金をかけるのか」明確にすることが大切です。
また、可能であればハウスメーカーや不動産会社に複数パターンの見積書を作成してもらうといいでしょう。

立地
建築やデザイン、設備が満足いくものだとしても、立地が悪いことで後悔している人もいます。
【失敗エピソード】
・家の前の道路が狭くて駐車するのに毎回苦労する。
・街灯が少ないため、夜は思ったより暗くて怖いので子どもが心配。
・日当たりが悪く洗濯物が乾きにくい。
・土地探しに時間がかかりすぎてしまい、建物についての打ち合わせができない。
・建築制限が厳しく理想の間取りが入らなかった。
土地探しは建物以上に重要です。
地盤や環境に致命的な問題があったとしても、ハウスメーカーではどうにもできないからです。
また、人気エリアであるほど競争率も高くなるため決断力も必要になります。
予算内で理想の土地に巡り合える確率は非常に低いため、希望条件をある程度満たしている物件であれば前向きに検討しましょう。

業者選び
新築注文住宅では業者との円滑なコミュニケーションは欠かせません。
些細な伝達不足が大きなミスにつながることもあるからです。
【失敗エピソード】
・こちらの意図が業者に伝わっておらず、細かな手直しが何度も続いた。
・ハウスメーカーにイメージを伝えたが、不満の多い家になった。
・予算オーバーになる提案ばかりしてくる。
・担当者との相性が悪く、あまり話したくない。
・担当者に連絡しても返信が遅くてイライラしてしまう。
新築注文住宅は施主と事業者の二人三脚で進めていくものです。
「失敗エピソード」のような不備があると、信頼関係を築くのが難しくなります。
業者選びで失敗しないためにも、どのような会社なのか調べるのはもちろん、担当者の人柄や態度もよくチェックしましょう。
「価格の安さ」やキャンペーンなどに釣られ、勢いで契約してしまわないようご注意ください。

新築注文住宅で後悔しないためのポイント5つ
ここまで紹介したように、新築注文住宅で何らかの失敗をしてしまう人は多くいます。
しかし、こちらで紹介するポイントを押さえることで、大きな失敗は避けられる可能性が高まります。
希望条件に優先順位を付ける
新築注文住宅の購入を決めたら、間取りや設備などこだわりたいポイントを家族で話し合い優先順位を付けることをおすすめします。
優先順位がしっかり決まっていれば、業者との打ち合わせもスムーズに進めることができます。
まずは家族の要望をすべて書き出すことから始めるといいでしょう。
依頼する業者が決まっているのであれば、担当者に優先順位をまとめた結果を見てもらうとよいのではないでしょうか。
要望の優先順位や予算を考慮したうえで、的確なアドバイスがもらえます。

無理のない資金計画を立てる
新築注文住宅をより良いものにしようとするあまり、ギリギリの返済計画を立ててしまうと生活を圧迫してしまう可能性があります。
住宅ローンをお考えの方は、借りられる上限ではなくゆとりを持った返済計画を立てましょう。
心配な方は複数の銀行で、あらかじめ住宅ローンシミュレーションをしておくと安心です。

住宅展示場へ足を運ぶ
可能であれば住宅展示場へ足を運び、デザインを見たり設備に触れてみることをおすすめします。
インターネットや雑誌では知ることのできない情報を多く得られるでしょう。
また、実際に住んでいる自分をイメージしやすいため、入居してからのギャップも小さくなります。
その結果、「なんか違う」「こんなはずではなかった」と後悔するリスクを軽減できます。
住宅展示場に行くときは、質問内容や気になる点をあらかじめまとめておくと捗ります。
ハウスメーカーの担当者と直接話す機会を有効活用しましょう。

複数の業者を比較検討する
新築注文住宅で後悔しないためにも業者選びは重要です。
自分たちに最適な業者と巡り合うためにも、複数の会社を比較検討することをおすすめします。
【比較する項目の例】
・デザイン
・工法・構造
・価格
・保証内容
・担当者
・対応エリア
上記以外にも「実績」や「アフターサポート」など、さまざまな項目があります。
「ここだけは譲れない」というポイントを決めてから、複数の業者を比較検討しましょう。

建てた後のメンテナンスも考慮する
新築注文住宅に限らず、住宅は定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスしないで何十年も放置すると、雨漏りや水漏れが発生してしまう可能性が高まります。
例えば、屋根や外壁は約20年、キッチンやお風呂などの水回り設備は15年~20年ほどになります。
ただし、耐用年数は使用する素材によって異なるため注意が必要です。
素材によってはメンテナンス費用も高額になり、思いがけない出費となってしまう可能性がある点にご留意ください。

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まとめ
今回は新築注文住宅で後悔しないために、失敗事例や後悔しないためのポイントをまとめました。
国土交通省の調査や失敗事例でも紹介したように、新築注文住宅で後悔している人は多いです。
少しでも後悔しないようにするためには、失敗事例を把握し冷静 に対処する必要があります。
記事で紹介した「後悔しないためのポイント」を参考に、家族全員が満足のいく新築注文住宅を建てましょう。
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